出産5ヶ月後で肩こり、背部痛、腰痛、顎の痛みでのご来院。
最初は立った状態での姿勢チェック。
状態は右肩上がりで両肩とも内に巻いており、腰も反り腰の典型的な猫背。
続いて仰向けでのチェック。
骨盤は右側が下がっており左側は外側に開いている状態。
足部は右が外側に倒れ過ぎで股関節は両方とも硬さあり。
筋力も全体的に低下している状態です。
これでわかる事は背腰部の痛みは骨盤の歪みと股関節の硬さ、猫背による脊柱起立筋と広背筋の緊張、反り腰による圧迫などが考えられます。
顎の痛みも骨盤の歪み、姿勢バランス不良により顎の中心がズレて左右差が出て痛みが強くなっていると考えられます。
肩こりは猫背のせいで大胸筋が縮み肩甲骨が上外方にと引っ張られていました。
帝王切開との事でしたが妊娠中にはリラキシンというホルモンで骨盤周りの靭帯が緩み骨盤は開きます。
さらに不良姿勢と筋力低下により歪んだまま固まってしまう事になります。
今回は全体の筋肉の硬さと骨盤を矯正し股関節の柔らかさと肩甲骨の硬さも調整しました。
とにかく色々な箇所の筋肉が固まっておりトリガーポイントがだいぶできていました。
トリガーポイントは押すと痛い所ですが力加減をお聞きしながらしっかりと緩めていきます。
特に大胸筋、中臀筋、棘下筋、大円筋あたりにありました。
骨盤も腸骨、恥骨、坐骨の三点をしっかりと閉め仰向けでの寝やすさと骨盤の歪みは改善されました。
顎、肩、背腰部の痛みは次回来た時に変化をお聞きして最短で痛みが取れるように調整箇所を考えていきます。
矯正は一度だけしてもまた戻ってきてしまうので何回か繰り返し行う事で脳に記憶され安定していきます。
今回の方も最初と最後の体の違いを実感でき、喜んで頂けたので良かったです。
お子様連れの方は枠に限りがありますので気になる方はお早めにご連絡下さい。